経済産業省によりますと、夏の午後7時ごろの家庭の電力使用割合ではエアコンが38%を占めているということです。つまり、消費電力の約4割が冷房ということです。
このことからも、夕方に電力需要が逼迫する原因が、冷房であるということが分かるのではないでしょうか。
ブラックアウト(大規模停電)を防ぐうえで、冷房の使用頻度を軽減することが望まれるわけですが、単純に冷房の使用頻度を減らすのでは、熱中症のリスクが増大します。
この相反するようなことを実現するためには、建物内の温度上昇をいかに抑制していくかが問われるのではないでしょうか。
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