断熱性能を上げるということは、吸収する熱量を増やすということであり、熱が伝わるまでの時間を稼ぐということです。
ということは、熱が入り込む、熱が逃げていく時間をより多く稼げるということであり、これが断熱性能を上げるメリットです。
しかし、吸収する熱量が多いほど、冷めにくいという反面も持ち合わせることとなります。
これが、断熱性能を上げるデメリットです。
このデメリットが顕著に現れるのが、暑い時期の夜間。
日中にたっぷりと蓄熱した断熱材から熱が放出されるため、建物内が屋外よりもかなり暑くなりがちです。
そのために、屋内の熱帯夜化を助長するということになっているのです。
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