二酸化炭素排出係数
日本の電気の8割近くは、火力発電で賄われています。
そして、そのエネルギー効率は37%。
ということは、電気をつくる際に、多くの二酸化炭素が排出されているということです。
それを示すのが二酸化炭素係数で、1kwhの電気を供給するために、どのくらいの二酸化炭素を排出しているかを示す指標です。
二酸化炭素排出量が少ないほど二酸化炭素排出係数も低くなり、二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーによる発電の二酸化炭素排出係数はゼロとなります。
グラフから、日本の電力事情においては、電気の二酸化炭素排出係数が大きいことが見て取れます。
温暖化で気温が上昇していく今後、冷房の使用量が増えていくであろうことは、火を見るより明らかです。
そして、冷房に使われるエネルギーは、電気がメインです。
だからこそ、冷房の使用を低減出来る建物が求められるのではないでしょうか。
そのためには、暑い時期に建物内の温度上昇を抑制出来ることが不可欠です。
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