電力は、需要と供給のバランスがとれていないと、大規模停電となってしまいます。
ということは、ピーク時の需要を上回る発電能力が必要です。
そして、ピーク時の電力需要が増えていけば、発電能力の増強を強いられるということになるわけです。
発電能力を増強するとした場合、新たに原子力発電を設けることは、受け入れる自治体があるのかという問題がからんでくるでしょう。
再生可能エネルギーは、短期間で大規模な発電能力の確保となると、どうでしょうか。
火力発電は二酸化炭素の排出量増大へとつながり、温暖化抑制に逆行します。
このような面からも、ピーク時の電力需要が増大していくことは望ましいことではないのです。
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