平屋建ては、敷地面積に対して基礎面積の占める割合が大きくなります。
例えば、敷地面積80坪で建物延床面積40坪の場合、敷地に占める基礎面積は総二階建てだと25%ですが、平屋建てでは40%を占めます。
そこに、敷地境界からの離隔スペース、公共下水道が使えない場合は浄化槽や宅内処理装置の設置スペースが必要となります。
だから、敷地の立地条件によっては、駐車スペースや陽当りに大きな影響が出やすくなります。
そこで、敷地選びがより重要となってくるというわけですね。
パターン1/北側がすぼんだ土地の場合
同じ面積でも、北側が狭くなっている土地の場合、北側の離隔距離を多く取らざるを得ないケースが生じやすいです。
北側の離隔を多く取るということは、南側の離隔が狭くなるということになりますので、陽当りに影響を及ぼしやすいということです。
設計の工夫で北側の離隔距離を抑えることも可能ですが、風水に配慮する場合ですと、避けるべき大きなポイントのひとつである「欠け」につながるケースが生じやすいです。
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