住宅というハードで健康に寄与出来るのはわずか-Ⅲ
温暖化に伴う気温上昇で、熱中症のリスクが増してきています。
気温40度以上となる激暑日も、もう目の前にまで迫っています。
2100年には、東京の最高気温は44度とも予想されているのです。
ところで、熱中症による死亡事故はどこで起きているのでしょうか。実は圧倒的に住居等居住場所が多いのです。
特に、65歳以上の方々でみてみますと、60%近くが住居となっているのです。
そして、お年寄りは冷房を好まない傾向が高くなります。熱中症でお亡くなりになったお年寄りのほとんどは、冷房を使っていなかったのです。
断熱材は熱伝播遅効型熱吸収材料です。熱を吸収する、つまり蓄熱することで、熱の伝わりを遅らせるという素材です。
ということは、断熱性能を高めれば高めるほど蓄熱量が増え、冷めにくくなってしまうということでもあるのです。
その結果、住居内の夜の暑さが厳しくなり、外のほうが涼しいという状況を生じさせます。
冷房を好まないお年寄りにとっては、厳しい住環境ということになりますね。
お問合せ、冊子のご請求は
株式会社相互企画 山崎まで
栃木県那須塩原市南郷屋4-16-1
0287-36-3925
那須塩原・大田原・那須で住宅建築・不動産のことなら
相互企画にお気軽にご相談ください。
TEL 0287-36-3925(受付時間/9:00~18:00)
TEL 0287-36-3925
(受付時間/9:00~18:00)