●原因の把握その4/輻射熱(放射熱)を知るⅡ
太陽からも電磁波が降り注いでいます。そのひとつである赤外線によって熱が生じます。そしてこれが、赤外線が熱線と呼ばれる理由です。
その熱線である赤外線は全く熱を帯びていませんが、地球の大気中にある水分粒子やダスト、更に地表や建造物などに衝突することでそれらの分子を強く振動させ、熱が放出されることとなります。
これが輻射熱と呼ばれる熱移動であり、体温より低い気温でも暑く感じる原因となるのです。
もし赤外線そのものが熱いのであれば、太陽に近いところほど暑さが厳しい場所ということとなり、日本で一番暑いのは富士山の山頂、世界で一番暑いのはエベレストの山頂となってしまいます。
実際はどうでしょうか。暑さの原因は赤外線そのものではなく、赤外線よって生じる輻射熱なのです。
太陽の赤外線や電子レンジのマイクロ波を浴びることによって、分子が高速に振動し、輻射熱が生じるわけですが、その振動が激しいほど多くの熱が生じるので、より高温になるという具合です。
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