●原因の把握その10/蓄熱量が増えれば冷めにくい
断熱性能が高くなればなるほど、蓄えることの出来る熱量も増えていきます。ということは、高断熱ほど冷めにくくなるということでもあるのです。
グラフは、断熱性能が低い家の内部、断熱性能が高い家の内部、外部(正式な気温観測地点の温度ではありません)の温度を、比較したものです。
天候の良い日は、一般的に陽の出の時間がその日の最低気温を記録します。
そこから太陽が昇るにつれて、気温が上昇していきます。
外部の温度が上昇するにつれて、断熱性能の低い建物内の温度も上昇しています。
一方で、断熱性能の高い建物内の温度上昇は緩やかです。これが高断熱のメリットです。蓄熱量が多いので、建物内に熱が伝わる時間を稼げている結果です。
しかし、蓄熱量が多い分、夜間はどうでしょうか。建物内の温度があまり下がらないのが見て取れます。これが高断熱のデメリットです。陽が沈んでからは、高断熱の家の中より無断熱の外部のほうがよっぽど涼しいということになってくるわけです。
温暖化への人と建物の適応支援
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