

間取り(設計)や仕上げを考える際に、ちょっとした工夫で見た目や使い勝手に大きく影響することも少なくありません。
かといって、初めての家づくりでは気づかないことが沢山あることでしょう。
そこで、このセミナーをお役立てください。
1)ニッチ

ちょっとした小物置や飾りスペースに壁の厚みを利用したニッチを設けてはいかがでしょうか。
設計の段階でニッチを設ける箇所を想定しておき、工事の進捗状況に合わせて、現場で具体的な高さや幅などを決めるというふうにすれば、イメージが湧きやすいですよ。
ニッチスペースのクロスを変えてみるというのも、結構オシャレに仕上がります。
2)窓

窓の大きさや種類にも色々あります。
種類と場所の組合せによっては、使いづらいということも生じます。例えば、洗濯機スペースやトイレの便器後方など、物越しにすべり出し窓を選択すると、ちょっと開閉が大変ということにも成りかねません。
見た目だけではなく、使い勝手も考慮して、選択していきましょう。
3)ダイニング

ご家族で一緒に食事を摂るのはいつですか?
朝食と夕食というご家族は多いのではないでしょうか。
夕食はほとんどが日没後となるでしょう。
すると、ダイニングに日差しが欲しいのは、朝食の時ですね。なので、ダイニングには朝日が差し込むような設計をお勧めしています。
4)バルコニー

バルコニーの一番の用途はなんですか?
それは、布団を干すスペースとしての用途ではないでしょうか。
とすれば、冬場の西日は当てに出来ませんね。
つまり、東から南の太陽が当たる方位にバルコニーを設けるということです。
また、奥行よりも幅を広く取った方が、一度により多くの布団が干せますね。
5)勾配天井

吹抜けとまではいかなくとも、手軽に開放感を創出できる勾配天井。
水平に梁を掛けて見せるもよし、屋根勾配に沿って梁を掛けて隠すもよし、お好みに合わせて選択して下さい。
ただし、勾配天井を採用する場合には、暑さが増しやすいですから、しっかりとした対策もお忘れなく。
6)ロフト

特に平屋建ての場合、広い屋根裏空間が出来ますので、ロフトあるいは小屋裏収納を設けるケースも多いことでしょう。
その際は、収納梯子ではなく、常設の階段を設けると使いやすいです。
ただし、階段には2坪程度を擁しますので、広めのロフトにしないと意味のないことになってしまいます。
ロフトもやはり暑さが増しやすいですから、しっかりとした対策を採りましょう。
7)WIC

間取りをプランニングする際に、ウォークインクローゼットをというケースも多いものです。
ただし、同じ広さのWICでも、出入り口の場所によっては収納力に違いが生じます。
広いに越したことはないでしょうが、限られたスペースを出来るだけ有効に使えるような配慮をしてみてはいかがでしょうか。
8)階段

階段の形状には周り階段やストレートな階段、オープンスタイルのものなど、色々なタイプがありますが、ここでは色づかいについてお話ししたいともいます。
階段を単色ではなく、写真のように足を乗せる踏み板と縦方向の蹴込板、両サイドの側板などに色を混ぜてみるということも可能です。
追加費用なく出来ますので、よろしければ検討してみてはいかがでしょうか。
9)室内ドア

開き戸、引き戸、引分け戸、引込戸、中折れ戸、折れ戸など、屋内に使う扉にも、色々なタイプがあります。
そして、どんな扉にするかによって、使い勝手に影響してきます。
また、開き戸の場合、どちら方向に開くかによっても、使い勝手が変わってきます。
箇所ごとに使い勝手まで考えて、扉の在り方を検討しましょう。
ペットドアは一般的に開き戸のみですが、メーカーによっては引き戸でも対応可能です。
10)収納

収納は多いに越したことはありませんね。しかし、収納を豊富にとれば面積が増え、予算も嵩むことでしょう。
そこで、限られた中で出来るだけ有効に使えるように収納を設けたいですね。
幅があまり取れない場合、奥行きがあまり取れない場合など、工夫次第で収納力や使い勝手も異なってきますので、工夫してみて下さい。
11)食器棚

食器棚及び冷蔵庫のスペースをどうするか。そこに窓を設けるのかどうか。
それによって、食器棚のサイズや形状が変わってきます。
あるいは、キッチンメーカーの食器棚に造作のカウンターを組み合せるという方法もあるでしょう。
こういったことも、間取りをプランニングする際にしっかりと検討して下さい。
特にL型キッチンを採用する場合には、食器棚や冷蔵庫の配置を充分に考慮しましょう。
12)書斎

最近ではリモートワークが増え、ご自宅でお仕事をする方や機会が増えています。
それに伴って、書斎のニーズも高まっています。
書斎を設ける場合には、広さやポジショニング、用途や仕事内容などによって、どのようなカウンターや棚を設置したほうが良いのかといったことなどが、検討課題でしょう。
学習スペースを設けるケースでも同様ですね。
13)水周り

キッチン、お風呂、洗面、トイレなどの水周り。そして、一世帯住宅の場合、キッチンとお風呂はワンセットずつ。
間取りプランニングにあたってご要望をうかがう際、キッチンやお風呂を二階に設けたいとおっしゃられるお客様もいらっしゃいます。
もちろんそれも可能ですが、その際に考えて頂きたいのは、年齢を重ねたときのことです。
住宅は消耗品ではありません。例えば、購入したお米を何歳になっても二階に運ばなくてはならないということです。
そういったことまで考慮した上で、選択するようにしてはいかがでしょうか。
14)物干し

ご夫婦共働きのご家庭では、洗濯物を室内に干すというケースが多いことでしょう。
そのようなケースでは、洗濯物をどこに干すのかということも重要ですね。
特に、ベランダのない平屋建てとなれば尚更でしょう。
専用のスペースを設けるのか、あるいはどこかのスペースを兼用するのか。
そういったスペースでは、ダイキンさんのカライエを設置して除湿するというのも、一考の価値ありです。
15)コンセント

コンセントの設置箇所を検討する際には、用途や家電などのレイアウトを良く考えて、検討して下さい。
例えば、キッチンのところに家電調理器具用としてカバー付コンセントとか、充電式の掃除機をしまう予定の収納の中とかといった具合に、具体的に検討しましょう。
また、外部の防水コンセントやテレビアンテナ配線、照明のスイッチの設置箇所なども同様ですね。
16)明り採り(直接光)

平屋建ての場合、縦動線がなくなる一方で、横動線が多くなりがちです。
それに伴って、外周に面していない廊下などが出来やすくなります。
そのようなスペースは窓を設けられず、暗くなりがちですので、採光を工夫するようにしましょう。
たとえば、屋根の掛け方を工夫して、勾配天井にした上部から直接光を落とし込むといったことが、一つの方法として考えられます。
17)明り採り(間接光)

外周に面していない廊下などで二階が乗っているケースでは、直接光を採りいれることが難しくなります。
そのような場合では、隣接スペースとの仕切り壁上部に、透明あるいは半透明のアクリル板をはめ込み、隣接スペースに設置した窓から間接的に光を採り込むことをお勧めいたします。
18)クロス

LDKや居室、トイレなどの一面だけ、クロスを変えてアクセントにすると、雰囲気がガラッと変わりますよ。
アクセントクロスは色の濃いものや柄のあるものでもいいですが、ベースとなるクロスは色柄のきつくないものをお勧めします。
なぜかというと、カーテンに色柄、家電や家具に色の濃いものがくるからです。そこにクロス全面色柄が濃いうと、うるさくなってしまいます。
19)外壁アクセサリー

外壁にワンポイントアクセサリーはいかがでしょうか。
ネット通販で様々なタイプが流通していますので、自身で購入いただき、お持込みで取り付けてもうらうといいでしょう。
お好みのものをお家のシンボルとしてなんていうのも素敵ですね。
設計、間取りプランニングの際にお役に立つ冊子「設計の際に気づきにくいポイント」もお役に立つお思います。
無料でお送りしていますので、お気軽にご要望ください。

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