病原菌が耐熱性を高めてきている一方で、日本人の平熱はどうなのでしょうか。

１９５７年の調査では、日本人の平均体温は３６.８９度でした。

しかし、２００８年のデータでは平均体温が３６.１４度に低下してきています。

体温が１度下がると免疫力が３０％程度低下、代謝も１０～２０％程度低下するといわれています。

そして、それによりますます平熱が低くなるという悪循環に至ります。

すると、病原菌に侵されやすくなるだけでなく、低体温化と温暖化により、熱中症にもなりやすくなります。

低体温化が進んでいる要因のひとつとして、寒い時期に暖房、暑い時期に冷房で、身体が気温の変化を感じにくくなり、体温調整機能が衰えてきていることが挙げられています。

だから、今のうちからしっかりと体温維持と熱中症対策をしていきましょう。

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